サノレックスを断食のサポートとして使う

サノレックスで断食が実現できる?

 

サノレックスは食欲抑制効果があるので、「断食に使えるんじゃないか」と考える人がいるかもしれません。確かに食欲が減少することで断食しやすくはなるかもしれませんが、問題点がいくつもあります。

 

そもそもサノレックスが手に入らない

 

サノレックスを保険適用で出してもらうには、BMI35以上の「肥満2度」でないといけません。 

 

→サノレックスの価格は健康保険適用でいくら?

 

自由診療のクリニックであれば出してもらえる可能性もありますが、毎月1万円程度の出費となるほか、サノレックスは危険性の高い薬のため、肥満度が高くない場合は処方を断れることが多いです。少なくとも、「断食のために欲しい」といっても出してもらえることは少ないでしょう。逆に、そのような理由で出してくれるようなクリニックは患者のことを考えていませんので、危険性が高くなります。

 

断食ダイエットはリバウンドなどの危険性アリ

 

肥満2度以上であれば、サノレックスは保険適用となり、安いコストで入手可能です。しかし、この場合でも、断食のための利用は避けたほうがよいでしょう。

 

もともと断食は「デトックス」がメインの目的であり、ダイエット目的のものではありません。もし無理に断食して摂取カロリーがなくなってしまうと、省エネ体質になって脂肪がつきやすい体になり、リバウンドしやすくなると言われています。

 

また、知識なしに断食をすると、「痩せたい」という気持ちが強すぎて長期間の断食をしがちです。もともと断食は長くても「3日まで」というのがセオリーで、しかも専門家のアドバイスを受けつつ行うものです。素人が3日以上の断食をすると飢餓状態になってしまう恐れがあるのです。さらに、耐えきれずに消化の悪い食事をした結果、救急車で運ばれたり、最悪死亡するといったケースもあるのです。

 

「そんなことにはならない」と思うかもしれませんが、サノレックスを服用中は食欲が減るので、すんなり断食ができてしまう傾向があります。そして気が付かないうちに3日以上過ぎてしまうのです。

 

「すぐに痩せたい」という気持ちが強すぎると、どうしても「断食」という手段を考えがちです。そして、そこでサノレックスを使ったらどうなる?と考えるのも自然な流れかもしれません。

 

しかし、そもそもサノレックスは「断食のために」といっても手に入る物ではありません。そしてもし入手したとしても、断食の危険性を高めてしまうだけです。サノレックスを利用するにしても、断食をしようとは思わず、医師のアドバイス通りに食事制限と運動療法を続けていくのが、ダイエットの近道となります。

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