サノレックスが摂食障害(過食症・過食嘔吐)の改善に役立つ?

サノレックスが摂食障害(過食症・過食嘔吐)の改善になるのか

 

過食症・過食嘔吐などの症状は、まとめて「摂食障害」と言われています。短期間に体重が激増してしまうことも多いので、食欲抑制効果のあるサノレックスが利用されるケースもあります。

 

ただし、安易にサノレックスに頼るのも考えものです。ここでは、摂食障害とサノレックスとの関係について解説します。

 

摂食障害は精神疾患の一種

 

異常な食欲がわきあがってきて、普通では考えられない量の食べ物を食べてしまうのが「過食症」です。そして、大量に食べては吐くのを繰り返してしまうのが「過食嘔吐」となります。また、食欲がなくなってしまって、全く食べなくなってしまう症状は「拒食症」と呼ばれています。

 

過食症と拒食症は逆の症状に見えますが、食欲がコントロールできないという意味では同じジャンルになります。そのため、合わせて「摂食障害」としてひとくくりにされているのです。

 

摂食障害はたいていの場合

 

  1. 抑うつ症状
  2. 自傷行為
  3. アルコール依存症
  4. 不安障害・PTSD

 

などの精神症状を併発しています。そのため、摂食障害も精神疾患の1つというのが定説になっています。

 

サノレックスを使うこともあるが自己判断はNG

 

過食症、過食嘔吐は異常な食欲アップによるものなので、食欲を抑えるためにサノレックスを処方することは確かにあります。アメリカでも、ジブトラミンなどの食欲抑制剤を処方するケースがあるので、摂食障害に対して食欲抑制剤を出すのは比較的よく見られる治療法です。

 

ただし、摂食障害は精神疾患の1つと考えられているので、根本となる精神疾患(うつや不安障害など)を治療することが先決と考える医師も多いです。その場合、サノレックスが処方されることはまれです。

 

つまり、ひと口に過食症・過食嘔吐といっても、サノレックスを使った方がいいのか、使わない方がいいのかは人それぞれとなり、医師の考えも違うということです。なので、自己判断でサノレックスを使うのは避けましょう。

 

自由診療のクリニックだと、安易にサノレックスが出されるケースもあります。なので、精神科でエビリファイなどの抗精神病薬をもらいつつ、別の美容クリニックでサノレックスをもらい、自己判断で併用するということもできなくはありません。しかし、その組み合わせが自分の摂食障害に合っている保証はなく、もしかすると強い副作用などで健康被害を受けるおそれがあるのです。

 

なので、過食症・過食嘔吐の治療をするなら、医師(精神科)の診察を受け、アドバイス通りに治療を行うべきでしょう。その結果サノレックスを服用することになるかもしれませんが、それは医師の判断なので問題ありません。

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