サノレックスが妊娠中・授乳中の赤ちゃんに与える影響

サノレックスの妊婦や胎児への影響とは

サノレックスはお腹の赤ちゃんや妊婦の体にどんな悪影響を与えるんだろう、という疑問を持っている女性はたくさんいらっしゃると思います。

 

サノレックスは「食べたい」という気持ちを抑えることで暴飲暴食を防いだり、代謝を活発にすることでカロリー消費を増やす効果をもった医薬品です。食欲抑制剤としては、日本で唯一承認を受けており、高度肥満患者への保険適用もされることから、とても安全な肥満治療薬だと勘違いしてしまい、安易な気持ちで使用している方がいます。

 

しかし、サノレックスの「食欲抑制効果」、これが妊婦にとっては危険なのです。妊娠中には普段よりもたくさん栄養を取らなければいけません。妊娠中はお腹の中に赤ちゃんがいるわけですから、お母さんと赤ちゃん二人分栄養を取らなければならないはずです。しかし、サノレックスで食欲を無理やり抑え込んで、食事量や回数を減らせば十分な栄養をとることができません。お母さんの体に栄養が行きわたっていなければ、それはもちろん赤ちゃんにも悪影響を与えます。

 

サノレックスは効果が高い薬ですから、手放せなくなってしまい、本来必要な栄養すら取らずに不健康な位にやせ細ってしまう例も数多くあります。例え、無事に出産できたとしても二人目はどうでしょう。お母さんの体は栄養不足でボロボロになっており妊娠どころではない状況です。妊娠率はかなり低くなるでしょう。

 

ここまでは、お母さんの体に栄養が行きわたらないことによる影響でしたが、直接赤ちゃんに影響を与えるものがあります。それは「母乳」です。お母さんがサノレックスを服用していれば、その成分は母乳へ浸透します。その母乳を飲んだ赤ちゃんは、サノレックスを直接体内に取り入れることになってしまいます。サノレックスは脳に作用して、食欲を抑制するための薬です。体の大きな大人が飲んだとしても、少なくない副作用が報告されています。まして、体の小さい赤ちゃんが摂取したとしたら、どんな悪影響が出るのでしょうか。赤ちゃんの成長が阻害されたり、脳に障害が出るなどの後遺症に苦しむことになるかもしれません。

お母さん自身やお腹の赤ちゃんの為に、少なくとも妊娠中や授乳中は、サノレックスの使用はやめた方がいいでしょう。もし、今病院でサノレックスを処方してもらっているとしても、医師に妊娠中、もしくは授乳中であることを告げれば、即座に服用をやめるように言われるはずです。当然新たに処方もしてくれないでしょう。サノレックスは妊娠中や授乳中に服用すべきではない、ということは最早常識に近いレベルとなっています。

 

生理不順をはじめとした重い症状が出ることも

 

妊活中は妊娠もしてないし、授乳もしてないからサノレックスを飲んでも大丈夫。と思った方、それは間違いです。

 

妊活とダイエットを同時におこなうことはおすすめできません。ダイエットで栄養不足の体では妊娠しにくいのです。サノレックスで食欲を無理やり抑え込んで、本当は栄養が必要な状態だったとしても、食欲を感じなくさせてしまいます。妊娠するには十分な栄養をとって健康な状態でいる必要があるのです。

 

無理なダイエットから生理不順になってしまうことも多くあります。妊活を成功させたいのであれば、ダイエットは逆効果です。ダイエットは妊娠率を下げることになりますので、いったんダイエットは中止して妊活に専念しましょう。